今年初めに発生した能登半島地震において、全国清掃事業連合会様の被災地支援活動をKITAROがサポートいたしました。
全国清掃事業連合会様の定期報告NEWSに、KITAROが支援の手助けになったとして取り上げていただいております。

第111号 令和6年(2024年)4月1日 

被災地での復旧活動は、重機や車両の運転を伴う過酷な作業環境となります。安全確保は最優先課題ですが、緊急時の人手不足や拠点の分散などから、運転管理が疎かになりがちです。
特に地震や風水害の甚大な被災地では、以下のような危険な運転を強いられます。
・緊急車両の通行障害に伴う急ハンドル、スピード超過
・がれき除去で複雑な進入路をかいくぐる必要がある
・運転者の過労や精神的ストレスから安全意識が低下しがち
さらに、大規模災害時には、がれきごみの収集運搬や仮設物資の輸送など、重量車両の運行も欠かせません。道路状況の変化や危険箇所の増加で、安全運転が一層難しくなります。
今回のように地震支援活動として災害現場に現地入りした人たちは土地勘もないため、さらに運転環境が悪化することになります。

このような過酷な現場でも、テレマティクスを活用することで、遠隔から運転状況を管理することが可能です。
・クラウド上で一元管理した車両データを活用し、危険運転を確実に検知
・運転位置情報とドラレコ映像から、事故経路と原因を迅速に特定
・速度超過や急ハンドルなどの指標で危険運転を自動検知し、ただちに現場へアラート
・運転ランキングなどで、個々の運転傾向を見える化し、指導の徹底に活用
今回ご提供したデバイスはドラレコではありませんでしたが、KITAROをはじめとするテレマティクスサービスでは上記のような対応も可能です。
全国清掃事業連合会様からは「サービスが運転者の安全確保に大きく役立った」とお褒めの言葉をいただきました。

被災地での活動では、運転者の安全を何より優先しつつ、迅速な対応を可能にする体制が求められます。テレマティクスを活用した運転管理は、その両立を実現する重要な手段となります。
アクシスは、テレマティクスの活用により、被災地での復旧活動とドライバーの安全運転の両立をサポートします。早期の復興に向け、運転管理の側面から被災地の皆様をバックアップしていきたいと思います。

気になった方はぜひKITAROサービスサイトまでお問い合わせください。